カテゴリ:ビジネス( 3 )

Amazonレビューでステルスマーケティング

さて、最近私がネットショッピングで一番利用している ”Amazon" について。

以前は楽天とかYahooもよく利用していたのですが、最近のAmazonでは、販売価格も比較的安く、送料が無料になるケースも多いため、買い物をする際はついついAmazonを最初に見に行ってしまいます。

そんなAmazon の便利機能の一つに、商品に関するレビュー機能があるのですが、この機能、最近色々と話題になる機会が増えております。
このレビュー。書籍や製品について、ちゃんとしたレビュー内容を書きこまれている方も多いのですが、炎上書き込みやらステルスマーケティングやらも横行するようになり、読む側にとっては書きこまれた内容の真偽がなかなかわかりにくい状況となっています。

で、Amazon側も対策の一環として、「そのレビューは実際に購入した人によるものか?」を、購入記録から認証して表示するという仕組みを入れたようです。
これで特に悪口系のレビューについては、実際に買った経験に基づくものかどうかが分かり、判断材料が増えることになります。


さて、ところで、私がうろうろしているコンサルティング業界では、その仕事柄、会社もしくは個人のマーケティングを兼ねて、本を出版される方が大変大勢いらっしゃいます(私も雑誌で短期連載を持った経験はあります)。
それらの書籍の内容は率直に申し上げると、まさに玉石混交。
自身のオリジナルなアイデアや、過去の実績等に基づいた素晴らしい内容の本もあれば、とりあえず書籍を出版した実績を作りたいがための”やっつけ本”もあります。
(実のところ、後者の本は非常に多いです)

で、Amazonのレビューでは、そういった書籍を出版した人達が、
 ・自作自演での推奨レビュー書き込み
 ・友人や会社の同僚に頼んでの推奨レビュー書き込み
  (もしくは、著者の友人達が気をきかせて自主的に宣伝している)
を繰り返しており、それを見分ける特徴として、
 1. 出版して間もないのに、すぐに高評価のレビューが立つ
 2. レビュアーはその本以外にはレビューの経歴がない
といったところがあります。

私は仕事柄、ビジネス関係の書籍を購入することも多いのですが、こういった感じのレビューしか立っていない本はあまり購入することはありません。

こういったステマ(ステルスマーケティング)系への対応は、Amazon側では困難でしょうし、書籍が売れるのであれば、著者・出版社・Amazonのそれぞれにメリットがあるので、積極的にステマを防止するつもりもないでしょうねぇ。

というわけで、やっぱり購入者側にも、玉石混交の中から必要な情報を取得するために一定のスキルやら経験が必要という状況はなかなか変わらないのでしょう。

ただ消費者側も、そういったことに対する嗅覚はどんどん磨かれていくので、ステマ的なものがいつまで通用するか、さらに巧妙なステマ技術が登場するか、興味深い所ではあります。
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by blackbird2006 | 2012-01-10 09:53 | ビジネス

会社における職位名称

転職活動やビジネスにおいて色々な企業を見ていて思うことに、「企業ごとの職位名称のつけ方って特徴あるよな~」と。

以前私の勤めていた日系の金融機関では、社内の名称は、
 ヒラ⇒主任⇒副長(係長?)⇒課長代理⇒課長(審議役)⇒部長⇒取締役
という割と一般的な感じの職階でした。
が、対外的には、営業部門の人はヒラであっても「部長代理」とか「支店長代理」とか、今一つ偉いんだか偉くないんだか?良く分からない名刺を持っていたりします(笑)

最近、日本の都市銀行に転職した方の名刺に "上席部長代理" と書いてあり、「これってどの位のポジションってことなんですか?」と聞くと、本人も「よく分からないんだよねぇ。。。」と笑っていました。

そういえば、昔こんなCMありましたねぇ。。。(Youtubeで見つけられず)
タクシーに乗るのに、
 「課長代理からお先にどうぞ」
 「いやいや課長補佐からお先に」
 「いやいや」
 「いやいや」
といってひたすら譲りあいを続けている上司に愛想をつかした若い女性社員が
さっさとタクシーに乗り込んで、転職会社に電話をするという内容だったような。

「課長代理」と「課長補佐」ってどっちが上なんでしょうね?
そんな議論が昔あったような気もしますが。
(まぁ文言通りに受け取ると、代理の方が代理権限があるので、上かな?とも思いますが)

あと不思議なのは外資系企業。特に、投資銀行(証券)とか一部の経営コンサルティング会社。
昔、外資系の投資銀行があまり一般の人には有名でなかった頃、よく勘違いされていたのが、
"Vice President(VP)” という職位。
この職位の人って割と若いのですが、日本人は「へぇー、こんなに若いのに "副社長" か!」といった反応をしていたのをたまに見かけました。
が、実際のところ、このVPって日本語に直訳した "副社長" ということではなく、課長か係長クラスを意味しているんですよね。
最近の辞書にはちゃんとその説明も掲載されているようです。
ちなみに、投資銀行勤務の友人(MD)によると、「VPは課長位?と言われるけど、実際は係長位のもんだよな~。本国と東京事務所では違うから。」とのことでした。

確かになぁ。。。
なんで "係長 or 課長" なのに "VP” なんだろう?という疑問が湧きますよね。
ちなみに本当の副社長は、"Executive Vice President” だったりするようですが。。。

私のいる経営コンサルティング業界だと、"Vice President” は、役員クラスであることが多いです。
が、事業再生系コンサルでは、投資銀行と同じ名称を使用することが多いようです。
(投資銀行出身者が多いから?)


それから、最近、何が何だか良く分からない横文字の職位名が増えていますが、あれってお客様側にとっても迷惑なんじゃなかろうか???なんて思っているんですが。。。
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by blackbird2006 | 2010-06-09 06:25 | ビジネス

日本企業の人材流動化対応

最近、といってもここ何ヶ月も転職活動をしているわけですが(笑)
そろそろ企業の動きも増えて、なんとかこの秋位には転職できそうな感じもします。

さて、その転職活動において、外資系・日系を含めて幾つかの企業を受けてきたのですが、一部の日系企業の旧態依然とした採用姿勢には呆れるというか、笑うしかないという対応もあり。。。

外部からの人材採用ポリシーにおいて、
 1. 被採用者と同じ年次(いわゆる同期)の人間と同等のポジション・給与とする
 2. その年次の中においても、トップクラスではなく、真ん中か最下層と同じ評価とする
という状況に改めて気付かされました。

まぁ、横並び意識の強いのは仕方が無いとしても、該当する年次の中での最下層での評価で外部から人材を採用するって、まったく理解できない考え方なんですけどね。。。
(ボトムクラスをわざわざ採用するわけですか?と聞きたくなるような。。。)

「お前は中途なんだから、新卒で入った人間よりも下の扱いなんだ。」
もしくは、
「中途の人間は、ハンデを負ってもらう。」
ということですかね?

でも日本企業の現実を見てきた人間としては、ボトムクラスでの評価を受け、かつ社内にネットワークを持たない中途採用者、そして権限も与えられていない人間が、そのハンデを逆転するというのはかなり難しいことであると考えます。

もちろんこれは、同じ業界の日系企業の中でも違いが見受けられます。
ある業界(かなり旧態依然とした文化の業界です)では、
1位の企業はまさに上記のような姿勢で外部から人材を採用しており、
2位の企業は横並びでありつつも、同期のトップと同等の評価で人材を採用しています。
(どこの企業か、というのは公には言えないのですみません)

ちなみに、人材流動の激しい証券会社等の業界や一部のリベラルな文化を持った日系企業は、必ずしも上記のような状況ではないようです。

ただいずれにせよ、まだ多くの日本企業の採用においてこういった状況が見られるようで、その限りにおいては「人材の流動化」はまだまだ遠い世界の話のようです。

もちろん、「人材の流動化」の是非についてはまた別の議論になりますが。

さらに、あと1点不思議なのは、外国人を採用する場合はなぜか上記のケースが適用されないようです。「同じ日本人で待遇が違うのは許せない」「でも外国人なら仕方が無い」ということなんでしょうかねぇ。。。
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by blackbird2006 | 2010-06-08 07:24 | ビジネス


ビジネス系の話でありつつも、ゆるい感じで。


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